【在校生インタビュー】ゲームプログラマーコース在校生のフィンセン・スキルマンさんにインタビュー!
今回は、入学後6か月でオリジナルゲームをリリースした、
バンタンゲームアカデミーキャリアカレッジ在校生の
フィンセン・スキルマンさんにインタビューさせていただきました!
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__今回リリースされたゲームはどういう流れで制作されたんですか?
ゲームプログラミングを学んで数か月経ったタイミングで、実力を試すというわけではないですが、
どこまでスキルが身に付いたのか腕試し的に制作してみようと思ったのがきっかけです。
これを作ろう!とかっていうよりかは、とりあえずやってみるか~!の気持ちの方が近いですかね。
__半年とは思えないクオリティでしたが、こだわったポイントや制作が難しかった部分はありましたか?
ただ前に進んで、障害物を避けるゲームではなく、いろんな罠が出てくるギミックにこだわりました。
個人的に難しかったなと思うのは、かなり細かい部分ではあるのですが、
どこでダメージを受けるかによって復活するポイントが変わってくるというところです。
ダメージを受けたら、必ずスタート地点に戻るというわけではないようにしたくて。
__次回作についてなにか構想はありますか?
実は、すでに2作目の制作に取り掛かっています!
前回はキャラクターをUnityのアセットストアからフリー素材をダウンロードして使用しましたが、
今回は自分でピクセルアートを使用し、オリジナルキャラクターを制作しようと奮闘中です!
今作は、現れるモンスターを倒していくことで、プレイヤーのレベルがアップしていき、
より強いモンスターを倒しながら前に進んでいくゲームとなる予定です。
制作しながら、少しずつオリジナル要素などを追加し、より完成度の高い内容にできるよう取り組んでいます!
__ゲームプログラマーコースに入学しようと思われたきっかけは?
もともとゲーム自体は好きだったのと、趣味でやり始めたゲーム制作が、
独学だと難しいなと思ったのがきっかけでした。
僕の出身地はインドネシアで、日本語を学びたく日本語学校へ通い始めました。
その途中のタイミングで、就職活動してみようかな?と思い、面接を受けたのが今の会社で、自動車関係の商社に勤めています。
当時、僕が就職してすぐにコロナが流行り、仕事は完全に在宅勤務になってしまったんですよね。
家にいる時間が増えたこともあり、YouTubeで見ていたゲームプログラミングを自分でもやってみようと思って見様見真似で始めました。
ですが、やっぱり独学では限界を感じてしまい、行き詰まってしまいました。
ただ、その頃にはもう仕事のスタイルも出社に戻りつつあって、
忙しさの中でゲームプログラミングのことはすっかり忘れていました(笑)
__そんな中、バンタンに決めた理由はどこだったんでしょうか?
ある日、Instagramのストーリーを見ていた時に、
たまたま広告でバンタンゲームアカデミーの社会人コースがあるということを知って。
仕事との両立ができる内容だったら、
行き詰っていた独学の部分もきちんと勉強できるんだろうなと思って、
ガイダンスへ参加した後、そのまま入学を決めました。
夜間コースであれば、ゲームプログラミングを学べる学校は割とたくさんあるのですが、
やはり仕事柄、平日の決まった時間に通学するのは物理的に難しくて。
その点バンタンは土日が休みの僕にとって、通いやすいスケジュールでした。
__仕事と学校を両立するうえで、大事な事や心がけていることはありますか?
仕事は仕事、学校は学校で割り切ることですかね!
プログラミングの内容って、1週間もPCに触れていなかったら、すぐに忘れていってしまうんですよ。
なので、週1回の授業の中でしか触れていないと、全然成長できません。
今の仕事は正直忙しくはありますが、それはそれ。自分が学ぶと決めたからこそ、仕事を言い訳にしないようにしています。
次の授業までの平日の時間をどう使うかはすごく大切になってくると思います。
だから僕の場合、1日最低1時間は制作に触れる習慣をつけるようにしています。
これに関して大変ですが、ゲームプログラミングは趣味でもあるので、
そこまで苦痛に思う事はありません。
__正直ゲームプログラミングって難しくないですか?
YouTubeで見様見真似でしていた時は難しかったです。
ただ、基本的な仕組みや基礎が固まれば、初心者の人でも全然大丈夫です。
僕も独学で触っていたとはいえ、本当に初心者同然でしたから!
授業では、本当に基礎をしっかり教えてもらえます。
例えば、ゲームの中のアクションとしてジャンプの要素を入れたい時、ジャンプできる簡単なコードがあるので、
それを入力すればジャンプアクションを簡単に追加することができるんです。
ですが、自分でゲームを作る中で、上にジャンプではなく斜めにジャンプする、
二段階でジャンプするなど、複雑な要素を入れたいとき、何をどうプログラミングすればそうなるのかが分からないんですよね。
だからこそ、ジャンプアクションをプログラミングするためのコードを基礎から学ぶことで、
どこを書き換えればそういった変化が付けられるのかが分かるようになります。
___今までの授業で印象的だった内容はありますか?
印象的というより、毎日が新鮮で楽しいと思いますね。
きちんとプログラミングを学ぶこと自体が初めてだからこそ、毎週の授業を受けることで、
日々新しいことができるようになるのが嬉しいですし、楽しいです。
だからこそ、その学びを形にしたくて今回の『Dungeon run』を制作するに至ったわけですから。
あとは、少し本題とは外れますが、日々一緒に授業を受けるメンバーと過ごす時間も楽しいです。
同じゲームが好きだという共通点があるため、休み時間にランチに行ったり、ゲームをプレイしたり、
そのつながりから別コースにも友人の輪が広がりました。
ゲーム制作って個人で作ることより、チームで制作する場面の方が多いので、
そういった繋がりはすごく大事だなと思います。実際『Dungeon run』の中で、
トラップに当たった時のエフェクトや、コインを拾うとキラキラとなるエフェクトは友人に作ってもらいました!
__今後の目標はありますか?
今はまだどうなりたいとか、転職を考えているわけではありません。
まだあと半年バンタンに通えるので、出来ることももっと増えてくると思います。
ゆっくり講師の先生と相談しながら決めていきたいですね。
とはいえ、ひとまず現時点での目標は、製作中のゲームを完成させること、かなあ。
あとは、他学部と一緒にゲームを制作するのが楽しみです!
やっぱりイラストが得意な人にクオリティの高いRPGみたいなキャラデザをお願いしたいですし、
ゲームの雰囲気にぴったりのBGMも制作してもらいたいですね!
__最後に、今後ご入学される方へメッセージをお願い致します!
ゲームプログラミングをする上で、初心者でも大丈夫なのか?や、
ある程度知識がないと着いていけないのか?だったり、ハードルが高く感じることがあると思います。
ですが、先程も言った通り、僕も初心者で入学し、日々授業を受ける中で、
着いていけないと思ったことはありません。
それは、講師の先生が最初からきちんと基礎を教えてくれますし、
少人数制なので分からないことがあれば聞きやすい環境という理由が大きいかなと思っています。
やってみたいなと迷っているのであれば、絶対飛び込んでみるべきです。
もともとRPGゲームが好きだった僕が、最近はゲームをプレイするより作る方が楽しく感じるまでになりましたから!笑
みんなで一緒にゲームを作りましょう!
■スキルマンさんのゲームはこちらからプレイできます!
1作目【Dungeon run】
https://unityroom.com/games/dungeonrun3d
5月12日掲載!期待の2作目!
【Pandemonium Night】
https://unityroom.com/games/pandemoniumnight
今後の活躍に期待が高まりますね!
皆様のご活躍をバンタンスタッフ一同、心より応援しています。